中皮腫はアスベスト被害によって起こり、予後が悪く、症状コントロールが難しい病気です。
看護には専門的な知識と十分な疾病理解が不可欠ですが、日本では十分な教育システムがありません。
このサイトは、中皮腫患者のケアを行う看護師向けの情報サイトです。

アスベスト関連疾患プログラム ~フィジー~
途上国におけるアスベスト関連疾患プログラム2か国目となる フィジープログラムに参加しました。WHOフィジー主催で、アスベスト関連疾患研究所(オーストラリア)が中心となって、フィジー国立大学で行われました。フィジーではアスベストが輸入されたのは1年間だけでした。しかし、アスベスト製品がいつの間にか輸入されていたらしく、病院や学校、水道管にアスベストが使われていることがわかっています。アスベストはいつの間にか人々の生活に入り込んでいるから恐ろしいです。診断する技術がないので、中皮腫患者は0人です。中皮腫の手術はできず、抗がん剤の種類も限られていてエビデンスのある治療はできません。だったら、「緩和ケアがものをいう」と張り切ったら、「フィジーでは緩和ケアができる病院はない」と言われました。
平均余命は男性が60歳、女性が71歳。結核などの感染症もありつつ、NCDsの増加に頭の痛い国です。がん治療は高額だし、希少がんなどの対策をする余裕はないというのが本音だと思います。しかし! 化学療法は高額ですが、緩和ケアはお金はかかりません。WHOが途上国向けの緩和ケアガイドラインを作成しています。ぜひ、フィジーで緩和ケアを広めたいと思いました。緩和ケアの基本ができれば、それに少しプラスアルファで中皮腫ケアができます。一緒に仕事させてほしいとアピールしてきました。
  

  • ビデオ学習がご覧いただけるようなりました。
  • ビデオ学習に「石綿肺の患者さんの語り」を公開しました。ビデオ学習
  • 胸膜中皮腫緩和ケアプログラム教材配布資料「ナースのための胸膜中皮腫緩和ケアハンドブック」を公開しています。 LinkIconダウンロードはこちらから